用語 | 定義 |
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Access Enrollment | アクセス登録。IBXデータセンターのアクセスには、エクイニクス カスタマーポータル(ECP)でのセキュリティアクセスの割り当てが必要です。「アクセスを付与」または「アクセスを削除」を管理できます。 |
ACL | Access Control List - アクセスコントロールリスト。お客様が、エクイニクスカスタマーポータル(Equinix Customerf Portal: ECP)を使用して、承認済みの従業員およびサードパーティベンダーのアクセス権限をリスト管理します。お客様は、ECP/GCP(Global Customer Portal)経由、またはエクイニクスのグローバルサービスデスク(GSD: Global Service Desk)へ連絡してACLを保守することができます。 |
AM | Account Manager - アカウントマネージャー |
北米・南米 | Americas - 南北アメリカ大陸の都市圏 |
アジアパシフィック | Asia PACific(AP)- アジア太平洋地域 |
ARD | Alternate Resolution Date - 代替日付 |
A-Side Demarc | A-サイド(注文元のお客様)とエクイニクスや他のお客様との責任分界点です。 |
ASTS | Automatic Static Transfer Switch - 自動無瞬断切換装置。STSやATSとも約されます。 |
BACnet | ビルディングオートメーションシステムと機器を接続する制御ネットワークのデータ通信プロトコルの1つです。 |
BAS | Building Automation System - ビルディングオートメーションシステム |
BCI | Business Contact Information - 企業の連絡先情報 |
BCM | Branch Circuit Monitoring(分岐回路のモニタリング):個々の電気回路の記録および監視を目的に使用されるモニタリングシステムです。監視されるパラメータの一般的な例としては、アンペア、電圧、力率、皮相電力(VA)、実際の電力(ワット)、およびエネルギー使用量(W/h)が挙げられます。通常の場合、分岐回路はマルチブレーカーパネルの単一のブレーカーまたは3相のブレーカーから給電される回路を指します。 |
BICSI | Building Industry Consulting Service Internationalは、米国の情報配線システムの設計・施工に関する非営利の教育機関です。 |
Blanking Panel | ブランキングパネル。ラック内の未使用のUスペースに設置して気流の再循環を制限するためのデバイス。ブランクパネル、ブランキングプレート、フィラープレートとも呼ばれます。 |
BMR | 生体認証 |
BMS | Building Management System - ビル管理システム。BASと同義で、データセンター資産の管理に使用されるAMSおよびコンピュータを使用したその他のツールを指します。 |
BOM | Bill of Material - 部品表 |
Bypass Airflow | バイパス気流は、調整空気がIT機器に届かない状態です。DX機器に多い固定速度のファンではバイパスエアは避けられません。通路カバーがない場合、バイパスエアはわずかな隙間でも発生します。ケーブル配線用のカットアウトやキャビネット底面の穴、不適切な位置に設置された有孔タイル、コンピュータルーム外壁の穴からも予期しないバイパスエアが発生することがあります。 |
C | Celsius - 摂氏度(℃) |
CC | Cross Connect - クロスコネクト。エクイニクスIBXセンターにおいて、クロスコネクトは回路ではなく、単なる物理メディアを指します。IBXのお客様は、プライベートピアリング、サービスデリバリー、プライベートWAN(Wide-Area Network)への接続、中央のスイッチングファブリックへの接続など、さまざまな目的にクロスコネクトを利用できます。XCとも表記される場合があります。 |
C/H | Cooling/Heating - 冷房/暖房 |
Cab | Cabinet - IT機器を保持するキャビネットデバイス。ラックとも呼ばれます。 |
CAC | Cold Aisle Containment system - コールドアイル格納システム。天井やドア、カーテンで囲うことにより、空調機器からの冷気をラックのIT機器の吸気側に高効率に供給します。 |
CADE | Corporate Average Data Center Efficiency - 企業の平均的なデータセンター効率性 |
CapEx | Capital Expenditure - 設備投資支出。設備投資にかかる費用 |
Carbon Footprint | カーボンフットプリント。事業運営により発生する二酸化炭素の量を測定する単位。単位は通常トンが使用されます。 |
CFA | Carrier Facilities Assignment / Circuit Facility Assignment - キャリア設備割り当て、または回線設備割り当て |
CFD | Computational Fluid Dynamics - 数値流体力学。データセンター内の気流を分析する際に一般的に使用される数値分析手法です。 |
CFM | Cubic Feet per Minute - 立方フィート/分。気流を特定する際に一般的に使用される流量単位です。 |
CFR | Capacity Feasibility Review - 容量と実現可能性に関する精査を行うことです。 |
Chiller | チラー装置は、コンプレッサー、凝縮部と膨張部から構成される装置。凝縮部と膨張部には、システムのほかの部分への熱伝導物質としてほぼ常に水またはグリコールが貯蔵されています。一次冷却水/グリコールは凝縮側に、二次冷却水は膨張側にあります。 |
Close Coupled Cooling | クロースカップリング冷却は、サーバーラックに隣接して設置される冷却技術。冷却装置から出てIT機器を通り冷却装置に戻る気流の経路を短縮することができます。 |
CMR | Critical Maintenance Request - 重要メンテナンスのリクエスト |
CO | Change Order - オーダーの変更 |
CoE | Coefficient of Effectiveness - 効率係数。ナッシュ-サトクリフモデル効率係数に基づくUptime Instituteの冷却効率に関する指標です。 |
Cold Aisle | コールドアイル - ラックの前面側にある通路。この通路に冷気を送ることでラック前面から高効率で取り込めます。 |
Cold Spot | コールドスポット - 周囲温度が指定温度より低いエリア。通常、無効な気流管理により、適切な気流管理に必要とされる温度よりも低く温度が設定された場合に発生します。 |
Colo | Colocation - コロケーション |
Containment | 長いカーテンまたは硬質プラスチックを使用して、ホット/コールドアイル間の物理的なバリアを整備すること。データセンターの効率を高めるためには、温まった排気をサーバーラックの吸気口に近づけないようにすることが肝要です。 |
Cooling Tower | クーリングタワー - 直接蒸発により水を冷却する装置。冷却塔の上部に水を吸い上げ、充填材(通常パッドまたは帯状)を通って流れ落ち、冷却塔下部にある水槽に流れ込むようにします。冷却塔上部のファンが側面から空気を取り込み、気化熱により残りの水が冷却されます。水槽内の水の温度はファンの速度を変えることで制御されます。水槽の水はチラーの凝縮部を冷却するため、または熱交換器を通って直接二次ループを冷却するために使用されます(水側エコノマイザーを参照)。 |
COP | Coefficient of Performance - 成績係数。ヒートポンプや冷却装置の効率評価に使用し、冷却装置の負荷と消費エネルギーの比率を表します。 |
CR | Computer Room - コンピュータルーム |
CRAC | Computer Room Air Conditioner - 冷媒とコンプレッサを使用するコンピュータルームの空調設備(「クラック」と読みます)。データセンター内の空気冷却は、蒸発コイルへの気流によりコイル内の冷媒を「直接膨張」させることで行われます(DXを参照)。 |
CRAH | Computer Room Air Handler - コンピュータルーム空調設備(「クロー」と読みます)。熱交換器を通る冷水を使用して、熱交換器を流れる空気を冷却します。 |
CRD | Customer Requirements Document - カスタマー要件書 |
Critical Load | 重要負荷 - 稼働時間が重要なIT機器。通常はUPSによりサポートされます。 |
CSI | Cold Supply Infiltration index - 冷却供給浸透指数。熱を持った空気とラックに入る前の冷却された吸気の量を定量化したものです。 |
CSM | Customer Success Manager - カスタマーサクセスマネージャー(旧称クライアントサービスマネージャー)。 |
CT | Current Transformer(変流器):電流の大きさを特定の比率で変換するために使用されるデバイスです。例えば、5000:5 の変流器は、1000:1 の比率で一次側の電流を二次側に変換します。通常、変流器は大電流を小電流に変換する場合に使用されます。一次電流ではなく二次電流で測定することで、さまざまな電流に標準的な測定器を使用できるようになります。 |
CUE | Carbon Usage Effectiveness(二酸化炭素使用効率性):グリーン・グリッドが提唱する指標で、データセンター固有の二酸化炭素排出量の観点からデータセンターの持続可能性を表します。 CUEは、「データセンター全体の電力消費により発生する二酸化炭素の総排出量」を「ITコンピューティタ機器の電力消費量」で割って算出されます。データセンターの年間PUEに、EPAが定める地域の二酸化炭素排出係数を掛けて算出する方法もあります。 CUEの単位は、二酸化炭素のキログラム/キロワット時です。 |
Cutout | カットアウト - 開口部 |
CW | Chilled Water - 冷水 |
CX | Customer Experience - 顧客エクスペリエンス |
D/H | Dehumidifying/Humidifying - 除湿/加湿 |
DC | データセンター |
DC | Direct Current - 直流電流。時間の経過により電流方向が変化しない電力の供給方法。UPSのDC部とIT機器の電源間ではACに比べると若干効率的ですが、現在のデータセンターではあまり普及していません。 |
DCiE | Data Center infrastructure Efficiency - データセンターインフラ効率。グリーン・グリッドが開発した、データセンターのインフラ効率を示す指標で、IT機器の電力消費量をデータセンター全体の電力消費量で割って算出されます。この指標はPUEの逆数になります。 |
Dead Band | 不感帯は、制御量に変動があったり不必要な循環が起きたりしないようにする制御技術。データセンター空調設備では通常、設定ポイントを基準にしたCRACまたはCRAHの動作に適用します。設定ポイント付近に一定範囲の不感帯を設けることで、コンプレッサまたは冷水バルブの不必要な循環が生じることを避けられます。 |
Delta T | デルタTは、デバイスの温度差です。IT機器の吸排気間の温度差、冷却装置(CRACまたはCRAH)の吸排気部の温度差などを言います。デルタT、気流と放熱との関係は次の通りです。放熱 = 気流 x デルタT x 空気の比熱です。 |
Dew point | 露点は、水蒸気が飽和状態に到達するときの空気の温度です。空気量とそれに含まれる水分量が一定の場合、露点は一定ですが、相対湿度は温度により変化します。データセンターの環境条件に関するASHRAEの最新の仕様には、露点温度による湿度の上限が記載されています。 |
Dry Cooler | ドライクーラーは、液体-気体熱交換機(ラジエーター)。ファンから空気を吹き込みます。通常、水やグリコール冷却コンデンサの排熱デバイスとして使用されます。適切な環境条件下では、液体冷却コイルの排熱デバイスとして使用されることもあります。 |
Dry-Bulb Temperature | 乾球温度は、気化熱の影響を受けない乾球温度計を使用して測定される空気の温度です。通常、相対湿度を測定するために、気化熱の影響を受ける湿球と併せて使用します。 |
DWDM | Dense Wavelength Division Multiplexing - 高密度波長分割多重方式。 |
DX | Direct Expansion - 直接膨張空調装置の供給気流内に置かれた蒸発コイル内に冷媒を直接膨張させることを意味します。 |
ECEE | Equinix Carrier Ethernet Exchange™ |
ECO | Equinix Customer Oneお客様とのビジネスの方法を簡素化および標準化する全社的なプラットフォームの呼び名です。 |
Economization | 経済的使用 - より多くのエネルギーを使用する代わりに、天然の手段によってデータセンター周囲のローカルな環境をIT負荷の冷却に利用すること。一般的な経済的使用として、空気側の経済的使用と水側の経済的使用という2つのタイプがあり、LINKとも呼ばれます。経済的使用は大きな省エネ機会をもたらすため、利用できる場合は大きなメリットとなります。 |
ECP | エクイニクスカスタマーポータル |
ED | Equinix Direct - エクイニクスダイレクト。Direct Connection - ダイレクト接続として、IBX内のお客様がIBX内のサービスプロバイダーと接続するサービスです。 |
EFC | Equivalent Full Cabinets - 相当フルキャビネット。データセンター内のすべての装置をフルキャビネットに集約した場合に必要なフルキャビネットの数です。 |
EIS | Enterprise Information Systems - 企業情報システム |
ヨーロッパ | Europe, Middle East, Africa - ヨーロッパ、中東、アフリカ |
EOC | Equinix Operations Center - エクイニクスオペレーションセンター |
EQIX | エクイニクス |
ESD | Electrostatic Discharge - 静電放電 |
ESD | Equinix Service Desk - エクイニクスサービスデスク。グローバルサービスデスク (Global Service Desk: GSD) とも呼ばれます。 |
F | Fahrenheit - 華氏度(℉) |
FG | Functional Group - 機能グループ |
FOC | Firm Order Commitment - 注文オーダー完了 |
fSnD | 旧Switch and Data |
Ft2 | Square feet - 平方フィート、面積の単位 |
GAM | Global Account Manager - グローバルアカウントマネージャー |
GCC | Global Customer Care - グローバルカスタマーケア |
GCP | Global Customer Portal - グローバルカスタマーポータルまたはEquinix Customer Portal(ECP) - エクイニクスカスタマーポータルとも呼ばれます。 |
GPL | Global Process Library - グローバルプロセスライブラリ |
GPM | Gallons Per Minute - 流量の単位 |
GPO | Global Process Library - グローバルプロセス組織 |
GSD | Global Service Desk - グローバルサービスデスク、旧称エクイニクスサービスデスク (ESD) |
GTS | Global Technology Services - グローバルテクノロジーサービス(ITとも呼ばれます) |
HAC | Hot Aisle Containment system - ホットアイル格納システム。天井やドア、カーテンで囲うことにより、ラックのIT機器の排気側からの暖気を空調機器のリターンダクトへ高効率に送ります。 |
Harmonic Distortion | 高調波歪み:これは、線間電圧波形の歪みです。周期性のあるすべての波形は、さまざまな大きさの正弦波の合計として表すことができ、これは基本周波数の整数倍(60Hz、120Hz、180Hzなど)となります。一般に、高調波はソリッドステート電源の性質上、配電系統に非線形負荷が加わった結果として生じます。高調波は、渦電流損と非基本周波数トルクの増大によって、電源供給装置や回転機器の効率性と容量に悪影響を及ぼします。 |
HDG | Hot Dipped Galvanized - 溶融亜鉛メッキ |
Heat Exchanger | 熱交換器は、ある媒体から別の媒体に熱エネルギーを移すためのデバイス。熱交換器の一般的な用途としては、空気調和機の水から空気への熱交換器、エコノマイザーのプレートおよびフレームの熱交換器などがあります。 |
Hot Aisle | ホットアイル - ラックの背面側にある通路。ラック内の機器からの熱せられた排気はこの通路に流入し、CRACリターンベントに送られます。 |
Hot Spot | ホットスポットは、周囲温度が許容レベルを超える(通常はラックまたはラックのセットに関連する)領域。一般的に、不適切な気流管理(不十分な冷気供給や過剰な再循環)によって生じます。 |
Hp | Horsepower(馬力) |
HPD | High Power Density - 高電力密度 |
HPDC | High-Performance Data Center(ハイパフォーマンスデータセンター):平均を上回るkW数の負荷(通常は10kW/ラック以上)に耐えうるデータセンターです。 |
Hr | Hour - 時間 |
HVAC | Heating, Ventilation and Air Conditioning system - 冷暖房空調設備。冷暖房機器、ダクト、関連気流装置など、室内空気の調整に使用されるコンポーネント一式のことです。 |
IB | Installed Base - インストールベース。お客様の利用されている環境の詳細一覧です。 |
IBCC | Intra-Building Cross Connect - 施設内クロスコネクト |
IBID | Intra-Building Inner duct - 施設内インナーダクト |
IBX | エクイニクスInternational Business Exchange™(IBX®)データセンター |
IBXflex | エクイニクスがIBXデータセンターで提供するオフィススペースやストレージのことです。 |
ICE | Internet Core Exchange - インターネットコアエクスチェンジ |
IDF | Intermediate Distribution Frame - 中間配線盤 |
IEEE | Institute of Electrical and Electronics Engineers - 米国電気電子学会。 |
IM | Implementation manager - インプリメンテーションマネージャー |
Inlet Air | 吸気先のIT機器に流入する空気。空調機器の場合、これは冷却が必要な戻ってきた暖気であり、還気とも呼ばれます。ラックとサーバーの場合、これは機器に流入する冷気です。 |
In-Row Cooling | 列単位冷却は、ラック間の列毎に設置して、ホットアイルから暖気を吸い込んでコールドアイルに冷気を送る、空気の通り道を最小限にした効率的な冷却技術です(「クロースカップリング冷却」を参照)。 |
IP | Internet Protocol - インターネットプロトコル。通信にインターネットを使用した通信テクノロジーのことです。 |
IR | Incident Report - 障害報告書 |
IR | Infrared spectrum - 赤外分光法。サーマルイメージングテクノロジーで使用される赤外線スペクトルです。 |
IXP | Internet Exchange Point - インターネットエクスチェンジポイント |
JVM | Java Virtual Machine - Java仮想マシン、JavaインタープリターJavaの中間言語を実行可能な機械語に変換するソフトウェアです。 |
kBTU | Kilo British Thermal Unit - キロ英式熱量単位。1000 BTU(「BTU」を参照) |
kCFM | Kilo Cubic Feet per Minute - キロ立方フィート/分。1000 CFM(「CFM」を参照) |
kV | Kilovolt - キロボルト。1000ボルト(「V」を参照) |
kVA | Kilovolt Amperes - キロボルトアンペア=電圧x電流(アンペア数)(「VA」を参照) |
KVM | Keyboard, Video, Mouse - キーボード、ビデオ、マウスの略称です。ユーザーが1つ以上のKVMサイトから複数のサーバーにリモートにアクセスできるようにするインターフェーステクノロジー。文脈によっては、メモリが限られた小型装置用のJava仮想マシンの一種である、カーネルベースの仮想マシンを意味することもあります。 |
kW | Kilowatt - キロワット |
kWh | Kilowatt hour - キロワットアワー |
Latent Cooling | 潜熱冷却は、空気から水を凝結した後、水を蒸発させるプロセスです。凝結中に水によってエネルギーが放出されます。後で水を(ドリップトレイなどから)蒸発させた場合、水の蒸発に用いられたエネルギー量は、凝結時に水蒸気によって冷却装置に放出されたエネルギー量と等しくなります。冷却は後から行われるため、「潜熱冷却」と呼ばれます。凝結した水がポンプまたはドレンによって排出されるシステムにおいては、蒸発によって生じる冷却では凝結が行われた環境が冷やされないため、水蒸気の凝結に費やされた冷却能力は無駄なエネルギーになります。 |
Latent Cooling Capacity | 潜熱冷却能力は、湿球温度と凝結を生じさせる物体に関連する冷却能力です。 |
LEC | LEC - ローカルエクスチェンジキャリア |
Line Noise | 線路雑音は、電磁障害の原因となる、電力波形に生じる歪みです。 |
Liquid Cooling | 液冷は、液体を利用して熱を排出する冷却技術を指す一般用語。データセンターで一般的に利用されている熱排出の形態は液体(冷水)と冷媒(DX)です。 |
LOA | Letter of Agreement - 承認書、委任状 |
Load | 負荷は、システムに対する需要です。一般的に、電源供給システムに対する電力需要や冷却システムに対する冷却需要を表します。単位は電力kW、BTU/h、tなどです。 |
MACD | Move, Add, Change, Delete - 移動、追加、変更、削除 |
MAH | Makeup Air Handler - 補給空気調和機。外気を調整して占有空間に送る空気調和機です。 |
Make-Up Air | Make-Up Air - 補給空気 |
MAU | Makeup Air Unit - 補給空気装置。MAHと同義です。 |
Maximum Temperature Rate of Change | 最大温度変化率:安定した気温を実現するために定められたASHRAE(American Society of Heating, Refrigerating, and Air-Conditioning Engineers)規格。規格は華氏9度/時です。 |
MC | Media Converter- メディアコンバーター |
MDF | Main Distribution Frame - 主要配線盤 |
MERV | Minimum Efficiency Reporting Value(最低効率報告値):ASHRAE 52.2に基づく空気フィルターの粒子サイズで測定されます。 |
MLPE | Multi-Lateral Peering Exchange - マルチラテラルピアリングエクスチェンジ |
MMF | Multi Mode Fiber - マルチモードファイバー |
MMR | Meet Me Room - ミートミールームは、IBX内でのネットワークの接続の集積エリアです。 |
MPOE | Minimum Point of Entry - 最小エントリーポイント |
MRC | Monthly Recurring Charge - 月額費用 |
MRR | Monthly Recurring Revenue - 月次経常収益(内部使用のためのMRCの解釈) |
N+1 | Need plus oneは、構成内の1つのシステムで障害が発生した場合でも運用を継続可能にするために、使用される容量に追加のデバイスを1つプラスして構成するという冗長性の概念です。 |
NEBS | Network Equipment-Building System - ネットワーク機器構築システムは、電気通信機器に適用される設計ガイドラインです。 |
NNI | Network to Network Interface - ネットワーク間インターフェース |
No. | 番号 |
NOC | Network Operations Center - ネットワークオペレーションセンター |
Nominal Cooling Capacity | 公称冷却能力は、空調設備の合計冷却能力には、潜熱冷却能力と顕熱却能力の両方が含まれます。 |
NPA/NXX | 市外局番および電話番号の最初の3桁 |
NRC | Non Recurring Charge - 初期費用(月額外費用) |
NSE | Network Support Engineering - ネットワークサポートエンジニアリング |
NTP | Network Time Protocol - ネットワークタイムプロトコル |
OM | Order Management - 注文管理 |
OpEx | Operating Expense - 運用コスト。データセンターの運営に関連する継続的な費用です。 |
Overcooling | 過冷却は、空気が最適レベルを下回って冷却されている状態です。一般的には、ラック入口温度が基準になります。 |
PDU | Power Distribution Unit - 電源供給ユニット。これは一般的に、電源供給チェーン内の2つの機器のうちの一方を指します。一方は、変圧器/ブレーカーパネルを組み合わせたものであり、通常は、IT機器で使用されるものより大きい電圧を供給するUPSとキャビネットの間に配置されます。もう一方は、電源をIT機器に供給するためにラック内部で使用される、「電源タップ」のような小型デバイスです。 |
PF | Power Factor(力率):皮相電力に対する有効電力の割合です。力率の源は、AC電力系統に対する負荷における非抵抗コンポーネント(インダクターとキャパシター)です。これらのコンポーネントは電圧の位相から90度ずれた電流を使用し、コンポーネント間の有効電力はゼロになります。電力供給システムはこの電流(および供給される有効電力となるすべての電流)を供給する必要がありますが、これは有効に機能しません。用意する必要がある装置のサイズは供給される総電流によって異なりますが、通常の課金は供給された有効電力に基づくため、電力会社は一般的に、電力係数が 1.0 から大きく外れた負荷に対してペナルティーを課しています。 |
PH | Phase(位相):周波数は一定であるが、時間に対する相対的な位置が異なる、複数の時変波形間の関係を表す用語です。これはデバイスへの電力供給を構成する正弦波電圧の数を指すときにも使用されます。最も一般的なものは三相と単相です。単相は正弦波電圧が間に生じる2本の導線から成ります。三相は3本または4本の導線から成ります。導線が3本の場合、いずれか2本の導線間に生じる正弦波電圧の大きさと周波数は一定ですが、それらの導線間の関係は時間の経過に伴って変化します。導線が4本のシステムでは、3本の電圧線間に導線が3本の場合と同じ電圧が生じるのに加え、3本の電圧線と4番目の中性線の間に、電圧線間の電圧よりも3の平方根分の1だけ小さい電圧が生じます。この例として208/120三相システムがあります。3本の電圧線間には208ボルトが生じ、電圧線と中性線の間には120ボルトが生じます。 |
Plate and Frame | プレートとフレーム:水-水系で一般的に使用される熱交換機の一種です。フレーム内に、隣接する2つの別個の水経路を構成する一連のプレートが格納されています。プレートとフレームによる熱交換器はコンポーネントを追加することで簡単に拡張でき、分解できるのでメンテナンスが容易です。 |
Plenum | プレナムは、気流を誘導するために空気を収容するチャンバーです。 |
PM | Project Manager - プロジェクトマネージャー |
PMO | Project Management Office - プロジェクト管理オフィス |
PNI | Private Network Interface - プライベートネットワークインターフェース |
POC | Point of Contact - 連絡窓口(「SPOC」を参照) |
Pole | ポールは、PDUから電力が供給される電源コンセントの列のことです。 |
Pole Position | ポール位置は、ポール上の電源コンセントです。 |
POTS | Plain Old Telephone Service - アナログ電話回線サービス |
PPP | Policies, Procedures, Processes - ポリシー、プロシージャ、プロセス |
Pressure Differential | 圧力差は、データセンター内の2地点間の圧力の差です。圧力が高い区域から圧力が低い区域に空気が流れます。一般的に、床下プレナムと床上空間の間の圧力差は、床下プレナムへの給気ファンの速度を変えることによって制御します。これにより、既存の通風孔付きフロアタイルを通る空気に影響を与えることなく通風孔付きフロアタイルを追加できるため、既存フロアの調整を妨げることなく、フロアに追加のIT負荷を配置できます。 |
Primary Loop | 一次ループ - チラーのコンデンサー側を冷却する水ループを指します。このループはドライクーラーまたは冷却塔によって冷却されます。 |
PT | Potential Transformer(計器用変圧器):電位(電圧)を特定の比率で変換するために使用されるデバイスです。例えば、480:120 の計器用変圧器は、4:1 の比率で一次側の電圧を二次側の電圧に変換します。通常、計器用変圧器は大電圧を小電圧に変換する場合に使用されます。一次電圧ではなく二次電圧で測定することで、さまざまな回路に標準的な測定器を使用できるようになります。 |
PU | Packaged Unit - パッケージユニット。オンサイトでコンポーネントから組み立てるカスタムデバイスではなく、すぐに使用可能な完成したデバイスとして納入される空気調和機です。 |
QOH | Quantity on Hand - 手持ち在庫数量 |
RAH | Recirculation Air Handler - 再循環空気調和機。空気を冷却するのではなく循環させるデバイスです。 |
Raised Floor | 上げ床 - 気流とケーブル配線のためのプレナムをつくる、支柱上の金属製の床です。RMFと同義。 |
Recirculation | Recirculation - 再循環は、IT機器から流出して同じIT機器または別のIT機器に冷却されずに流入する空気。一般に、ブランキングパネルの欠落、列間の隙間、給気不足など、不十分な気流制御によって生じます。 |
Return Air | 還気は、空調設備に戻る暖気です。 |
RFI | Radio Frequency Interference - 無線周波数干渉 |
Rh | Relative Humidity - 相対湿度 |
RMF | Raised Metal Floor(金属上げ床):より一般的には、「上げ床」という用語が使用されます。 |
ROI | Return on Investment - 投資利益率。投資した資産総額に対する利益の割合です。 |
RPM | Revolutions per Minute - 毎分回転数。角速度の単位です。 |
RPP | Remote Power Panel - リモート電源パネル |
RTU | Rooftop Unit - 屋上ユニット。屋外用に設計された屋上に設置される空気調和機です。 |
S+S | System plus system - システムプラスシステム |
SCFM | Standard Cubic Feet per Minute - 標準立方フィート/分。温度、圧力、相対湿度の標準化条件に従って補正された気体の体積流量です。 |
SE | Sales Engineer - セールスエンジニア |
Secondary Loop | 二次ループは、AHU内の熱交換器の冷却に使用され、チラー内の膨張装置によって冷却される水のことです。 |
Sensible Cooling | 顕熱冷却は、凝結を起こさずに空気の乾球温度を下げる行為です。 |
Set Point | セットポイントは、制御システムでは、制御される変数の比較対象となる値。データセンターの冷却システムでは温度と湿度がセットポイントとして一般的に使用されます。 |
SH | Smart Hands |
Short Cycling | ショートサイクリングは、冷気流がIT機器を経由しないで冷却装置に戻ることで、バイパスとも呼びます。 |
SLA | Service Level Agreement - サービス品質保証 |
SLO | Service Level Objective - サービスレベルの目標 |
SME | Subject matter expert - 特定領域専門家 |
SMF | Single Mode Fiber - シングルモードファイバー |
SOP | Standard Operating Procedure - 標準作業手順書 |
SOW | Statement of Work - 作業指示書 |
SPOC | Single Point of Contact - 単一連絡窓口(「POC」を参照) |
SR | Service Request - サービスリクエスト |
STORflex | Storage Space - ストレージスペース |
STS | Static Transfer Switch = 双方向無瞬断切換装置。受電設備から発電機へなど、ある電源から別の電源に電力供給元を切り替えるソリッドステートデバイスです。 |
Sub-Floor | サブフロアは、コンピューターの上げ床の下のオープンエリアです。サブフロアプレナムとも呼ばれます。 |
Supply Air | 給気は、空調設備から送られる冷気流です。 |
TCE | Triton Coefficient of Effectiveness - トリトン効率係数。Uptime Instituteによって策定された、データセンターの効率性の尺度です。UCEと同義(「CoE」も参照)。 |
TCY | Telecity |
Thermistor | サーミスターは、抵抗器の一種です。その温度に従って抵抗が変化します。 |
TIA | Telecommunications Industry Association - 米国電気通信工業会 |
TSA | Transition Services Agreement - 移行期間のサービス提供契約 |
U | ラック内のスペースの単位:1.75"に相当します。ラックやIT機器の縦寸法は、「U」で示されることが一般的です(42Uなど)。 |
UCE | Upsite Coefficient of Effectiveness - アップタイム効率係数。Uptime Instituteによって策定された、データセンターの効率性の尺度です。UCEと同義(「CoE」も参照) |
UPS | Uninterruptible Power Supply - 無停電電源。商用電源からの電力供給が途絶えた場合でもUPSからの電力供給が継続するように、商用電源と直列接続された、エネルギーストレージが搭載されたデバイス。バッテリーベースのエネルギーストレージが最も一般的ですが、保守費用が抑えられるため、フライホイールベースのエネルギーストレージが普及しつつあります。 |
V | Voltage - ボルト。電位の単位 |
VA | Volt-Ampere - ボルトアンペア。皮相電力の単位AC回路では、回路内の電圧の大きさに回路内の電流を掛け合わせたものが皮相電力になります。この2つの波形間の角度を力率(「PF」を参照)として表すことができ、これを皮相電力に掛け合わせたものが有効電力になります。 |
VFD | Variable Frequency Drive - 可変周波数制御装置。周波数が可変のAC電力を供給するデバイスです。一般的に、誘導電動機の速度制御に使用されます。データセンターでは、ファン、ポンプ、チラーの速度を調整するために使用することが一般的です。 |
VNI | Virtual Network Interface - 仮想ネットワークインターフェース |
VZ | Verizon - ベライゾン社の略称 |
W | Watt - ワット。電力の単位。電気関連の記述で一般的に使用されます。ワットは電位 (ボルト、「V」を参照)と電流(アンペア、「A」を参照)の積です。電力と電圧がACである場合、ワット、ボルト、アンペアの関係には力率(「PF」を参照)が含まれ、ワット=ボルトxアンペアx PFとなります。 |
Waterside Economizer | 水側エコノマイザーは、チラー以外のソースを使用して、AHUで使用される二次ループ水を冷却するシステム。これは通常、ドライクーラーまたは冷却塔、配管、弁から構成され、冷却塔の場合、二次ループ水は一次ループ水とは完全に異なる処理が行われて通常はさらに「良質な」水になるため、熱交換器もこれに含まれます。 |
Wet-Bulb Temperature | 湿球温度は、湿球温度計を使用して測定された空気の温度です。つまり、濡れた面が蒸発によって冷却された温度です。この温度は空気の乾球温度と露点の両方の影響を受けます。より乾燥した空気ほど、湿球温度は低くなります。これは冷却プロセスで冷却塔または蒸発パッドを利用する場合の設計制約です。 |
Wg | Water Gage(水柱インチ):水柱の上部と下部の圧力差によって支えられる水柱の高さに基づいた圧力の単位です。1インチwg= .036 psiです。 |
WIP | Work in Progress - 進行中の作業 |
Work Cell | 作業セル:ラックの領域およびラックのすぐ前と後ろにある関連領域を指します。標準的なラックでは、幅が2フィート、奥行きが4フィートです。標準的な通路は幅が4フィートなので、その半分のスペースがラックの作業スペースになります。この結果、標準的な作業セルは16平方フィートになります。実際の作業セルのサイズはデータセンターの設計によって異なります。 |
WPSF | Watts per Square Foot - ワット/平方フィート。出力密度の単位データセンターでは、特定のスペースにおける合計負荷をそのスペースの総面積で割った値を指す大きさの用語です。 |
WUE | Water Usage Effectiveness - 水使用効率性。グリーン・グリッドによって定められた持続可能性の尺度。データセンターを稼動させるために現場で使用される水の尺度であり、これには冷却やエネルギー生産のための給湿と現場での蒸発が含まれます。WUEは「年間の水使用量」を「ITコンピューティング機器のエネルギー消費」で割ることによって算出されます。WUEの単位はリットル/キロワット時(L/kWh)です。 |
Z-Side Demarc | Z-サイド(接続先)とエクイニクスや他のお客様との責任分界点です。 |