エクイニクスのコーポレートサステナビリティプログラムは、当社のお客様、パートナー、投資家、従業員に良い影響をもたらす持続可能性目標に向けて、測定可能で意味のある進展を遂げるように設計されています。当社は環境や私たちが消費する資源についての責務を果たそうと、日々取り組んでいます。データセンターの持続可能性を推進するリーダーとして、当社は先んじて模範を示し、二酸化炭素排出量の最小化とエネルギー消費量の削減に向けた対策を講じています。また、あらゆる取り組みにおいてコラボレーションと透明性を重視しています。
エクイニクスは、省エネ技術と施設内発電ソリューションを展開するための革新的な方法を絶えず模索しています。
インテリジェントな分散型センサーと革新的な制御ポリシーを使用したアクティブエアフロー管理により、消費電力を削減し、冷却能力を向上させます。
コンピューティング機器の動作温度を安全に保ちながら冷房における電力消費を削減できます。
データセンターにおける供給路の冷却された空気と排出路の加熱された空気を物理的に分離格納し、混ざり合うのを防ぐことで、エネルギー消費量の削減と冷却の効率化を実現します。
人感センサー付き制御やLEDを使用してエネルギー消費を削減し、照明による放熱を削減します。
エネルギー消費場所の近くで電力を供給することで、効率性と回復力を最大限に高めることができます。エクイニクスは米国において38MWの燃料電池を導入しています。
冷水温度を上げてエネルギーを節約することにより、設計と運用電力使用効率（PUE）の値を改善します
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AM3、ZH5、PA6などのサイトは屋上が植物で覆われているため、建物を冷やす効果によって冷却コストを削減できるだけでなく、近隣の湖や川の汚染や洪水を引き起こす可能性のある雨水の排出量を抑えることができます。
燃料電池は高い性能/品質、信頼性、回復力を提供し、消費場所の近くで電力を供給します。エクイニクスは、2015年にSV5でBloom Energy燃料電池のアルファ導入を行いました（1MWを実装）。シリコンバレー（SV1、SV2、SV3、SV4、SV5、SV6、SV10）、ニューヨーク地区（NY2、NY4、NY5）、ロサンゼルス地区（LA3、LA4、LA7）のデータセンターで38MWの燃料電池を使用しています。
Smardtの冷却装置は、トロントのデータセンター（TR2）で最大の効率を実現しています。Smardtの冷却装置は、高度な省エネ機能および経済化機能を備えたTurbocor磁気浮上式圧縮冷却装置を採用しており、冬期はウォーターサイドエコノマイザー熱交換器によってコストのかからない冷却を実現しています。
IDECにホットアイル格納と精細な給気制御を組み合わせると、ニューヨーク（NY6）データセンターなどの低負荷条件でPUEを削減できます。これにより、全負荷での年間平均PUEで推定1.21を達成しています。IDECは蒸発式排熱を使用し、外部温度が許す場合は空気対空気冷却を利用することで、排熱に必要な水の量を削減します。
エクイニクスのAM3データセンターにあるATESシステムでは、冬の間、機器の冷却に冷たい地下水を使用するため、データセンター内において従来の機械による冷却が不要になります。発生した過剰な熱は近隣建物の暖房にも使用されます。それ以外の時期は、AM3では自然空冷が行われています。AM3は1.19という素晴らしい設計PUEを達成しています。
エクイニクスのSV5データセンターは、コロケーションフロアの冷却に必要な電力を大幅に減らすため、最先端の冷却システムを取り入れています。このシステムは、効率の高い直接膨張コイル、空気管理アプローチを使用した低いファン電力、従来の空冷式凝縮器よりエネルギー使用量が少なく革新的な蒸発凝縮システムを採用しています。
TR1データセンターでは、オンタリオ湖の深層水を取り出し、トロントダウンタウンの建物を冷却しているトロント市のDLWCシステムを利用しています。この新しい手法によって、全エネルギー需要の50%以上を削減できます。
エクイニクスのデータセンターは、環境とエネルギー管理システムの厳格な基準を満たしているとして認定されています。新しく建設するすべての施設でLEEDシルバーまたは同等のグリーン建築認定を目指しています。当社は業界全体でパートナーと協力し、ベストプラクティスを共有しています。その成果として、持続可能な運用における当社のリーダーシップはさまざまな組織に認められています。
